よくⅡⅤⅠフレーズ集とかありますね。
ⅡⅤⅠのところでこのフレーズ吹けますよ!という”単語集”のようなものです。
その”単語”を暗記して、自分のソロに入れていこう!という使い方をしている方が多いと思います。
また、自分の好きなアーティストのフレーズを耳コピー(トランスクライブ)して、それを暗記して、自分のアドリブに入れるという練習方法もありますね。
さて
それらで暗記した「フレーズ」
自分のソロに入れること、できていますか
実際には、なかなか即興で演奏したときにそのフレーズを「思い出す」ということってできないのではないでしょうか。
「暗記したフレーズ」を「自分のソロに入れる」ということはとても難しいものです。
私も何度もチャレンジするのですが、覚えても忘れてしまったりでなかなかできません・・・。
では、フレーズの暗記そのものが無駄なのでしょうか。
そうではありません。
フレーズの暗記は必要だと思います。
「フレーズ」というのは”単語”です。
相手に伝えるツールです。
人間、聞いたことがあるフレーズには「おっ!きた!」と反応したり、共感したり、感動したりします。
英単語で思い浮かべるとわかりやすいですね!
自分が聞いたことがある”単語”があると、その単語だけ聞き取れる!という体験を皆さんもしたことがあるのではないでしょうか。
やっぱり暗記しないといけないんだ・・・とガッカリしましたか?
いやいや、
諦めるのはまだ早い!
暗記前にひと手間加えるだけで、
そのフレーズをまるまる暗記しなくても
自然と自分のフレーズに入れられるようになのです!
そのひと手間とは
そのフレーズそのものの仕組み、成り立ちを知ること
です
そのフレーズの原型
その原型からどのように発展させたのか
それがわかれば、
まずその原型を自分のソロに取り入れるのは難しいことではありません
4分音符や2分音符の世界の話です
そして
それがどの手法を使って発展させた結果、このフレーズが完成しているのか
ということまでわかれば
多少元のフレーズとは音が変わってしまっても
あなたなりに解釈したフレーズというのができあがるのです
結論
フレーズの暗記は必要だけど丸暗記は不要!
自分らしいフレーズ
だけどジャズっぽさを失わない最大の要因を今日はお話しました。
ぜひご意見、ご感想をお聞かせください!
自分でフレーズを作ることに特化した動画教材が完成しました!